2008年11月18日

工場のCO2を吹き込んで繁殖させた海藻からバイオ燃料あとで読む

 竹中工務店と東京電力、沖縄電力、東京工業大学などが、工場や発電所で発生するCO2で繁殖させた海藻をバイオ燃料に利用する技術の開発を始めたそうです。

 計画では、専用施設にて水槽の海水に工場などの排ガスを吹き込み、排ガス中の濃いCO2を吸収させ、それによって大量に繁殖した海藻でバイオ燃料を生産するんだとか。
 2012年以降に沖縄などで実証試験を行い、18年にも全国で事業を始めたいとのこと。

 海藻は成長が早く、食料と競合しないバイオ燃料の原料として期待されています。すでに2007年11月27日の「東京ガスが海藻を使ったバイオマス発電を実用化へ」のような動きはいくつかあり、2010年代の実用化に向けて開発が進められているようですが、まだどの技術が抜け出すのか見えてきません。
 でも、今回の技術は、石油を代替することによって間接的にCO2を削減できるだけでなく、海藻に吸収させることによって直接的にもCO2を削減できるので、より多くのCO2削減が期待できます。

 ただ、このバイオ燃料を使うことで排出されるCO2は、もとは工場や発電所で排出されたものなので、そこで化石燃料を使い続ける限り、大気中のCO2は増えることになります。
 ぜひ海藻から作ったバイオ燃料を、もとの工場や発電所で使い、大気中のCO2を増やさない、本当の意味でのカーボンニュートラルを目指してほしいです。

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工場のCO2、海藻が吸収 竹中など、沖縄で実証実験
 竹中工務店と東京電力、沖縄電力、東京工業大学などの産学が、工場や発電所で発生する二酸化炭素(CO2)を海水に吹き込み、繁殖した海藻をバイオ燃料に利用する温暖化対策技術の開発に着手した。(日経ecolomy)

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14:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 技術
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